「OpenSea(オープンシー)でNFTを買ってみたいけど、買い方がわからない」「お得にNFTを買う方法はある?」などと疑問に思っていませんか?
いざNFTをOpenSeaで買ってみたいけど、購入するまでの手順がわからないという人も多いかと思います。
OpenSea(オープンシー)でNFTを購入する場合、まずは仮想通貨の購入とNFTを保管・管理するウォレットの登録が必要です。
そして、気になるNFTを検索することで、初心者でも簡単にNFTの購入ができます。
そこで本記事では、実際にNFTをOpenSeaで購入した私が、具体的な購入方法について解説していきます。
お得にNFTを購入する方法や買った後の活用方法についても解説してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
OpenSea(オープンシー)で買えるNFTの特徴
出典:OpenSea
OpenSea(オープンシー)は、世界最大手のNFTマーケットプレイスとして有名です。
そんなOpenSeaで買えるNFTの特徴を、概要とともに以下の一覧表にまとめておきました。
OpenSeaの概要 | |
主な特徴 |
|
カテゴリー | ・デジタルアート ・イラスト ・ゲーム ・トレーディングカード ・音楽 ・写真 ・動画 ・デジタルファッション ・その他 |
決済可能な通貨 | ・イーサリアム ・Polygon ・Klaytn |
日本円対応 | × |
手数料 | ・販売手数料:2.5% |
対応ウォレット | ・MetaMask ・Torus ・Portis |
公式ページ | https://opensea.io |
OpenSeaでは、アート・ゲーム・音楽・デジタルファッション・デジタル不動産など扱うジャンルは多岐にわたります。
そのため、世界中のNFTアーティスト・コレクターが登録をしており、さまざまなNFTを購入することが可能です。
日本人クリエイターも多く出品しており、NFT初心者でも簡単に購入できる仕様となっているのも人気の理由ですね。
OpenSeaのNFTを購入する前に必要な準備
OpenSeaでNFTを購入するためには、以下のアイテムが必要になります。
- イーサリアム(ETH)・・・NFTの売買に必要な仮想通貨
- MetaMask(メタマスク)・・・仮想通貨やNFTを保管するためのウォレット
OpenSeaでNFTを購入する場合、まずは仮想通貨とNFTを保管・管理するためのウォレットの登録が必要です。
そして、上記のアイテムを用意するためには以下の工程が必要になります。
- 仮想通貨取引所への登録・口座開設
- NFTの出品・購入に必要な暗号資産を購入
- 仮想通貨ウォレットに登録
- 仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
まだ準備が済んでいない場合は、「NFTの始め方【準備編】」にて取引所の無料口座開設とウォレットの登録を進めてから本記事を進めてください。
↑クリックすると、別記事に飛びます。
それぞれ準備が整ったら、次の章を参考にしてOpenSeaでNFTの購入をしていきましょう。
OpenSeaのNFT購入方法
NFTをOpenSeaで購入するまでの流れをまとめると、以下の通りです。
順番に見ていきましょう。
OpenSeaのアカウント登録を行う
まずは、NFTの購入ができるサイト「OpenSea」にて、アカウント登録を行なっていきましょう。
OpenSeaを開いたら、右上のアカウントボタンから「Profile」を選択します。
次に、仮想通貨ウォレットの選択へと移ります。(今回はMetaMaskを選択)
「MetaMask」を選択したら、以下の画面が別ウィンドウで表示されるので、アカウントが正しければ「次へ」をクリックしましょう。
次に「接続」をクリックしましょう。
接続が完了すると、アカウント登録が完了します。
アカウント登録が完了したら、「Settings」ボタンをクリックしましょう。
すると署名を求められるので、「署名」をクリックします。
すると、以下の画面が出てきますので、必要であれば設定をしておきましょう。(必須ではありません)
【入力・設定内容】
- Profile image・・・プロフィール画像
- Profile Banner・・・バナー画像
- Username・・・名前
- Bio・・・自分の想いや理念
- Email Address・・・メールアドレス
- Social Connections・・・SNSとの連携
欲しいNFTを探す・絞り込み検索を行う
次に、欲しいNFTを探していきましょう。
初期状態ではサイト内すべてのNFTが紹介されているので、ほしい作品を探すのは困難です。
そのため、トップ画面に移ったら、「Explore」をクリックし、「All NFTs」をクリックします。
そして、左上の「Filter」にて絞り込み検索をしていきましょう。
【Filterでの絞り込み検索機能】
それぞれどのように絞り込んでいくのか、詳しく解説していきます。
「Status(ステータス)」で絞り込む
「Status」では、今のステータスに合わせて絞り込みができます。
- Buy Now・・・いま販売中の作品
- On Auction・・・オークション作品
- New・・・新作
- Has Offers・・・オファーがすでにある作品
どのような作品を探しているかで、絞り込みをしていきましょう。
「Price(価格)」で絞り込む
「Price」では、希望する価格に合わせて絞り込みができます。
- United States Dollar・・・米ドル
- Ether(ETH)・・・イーサリアム
NFTの購入にあてる予算に合わせて、価格を設定していきましょう。
「Collections(コレクション)」で絞り込む
「Collections」では、コレクションの絞り込みができます。
例えば、日本の有名なNFTアーティスト『onigiriman』のコレクションを検索したい場合、以下のように表示されます。
すでに気になるNFTクリエイターがいるのなら、「Collections」で絞り込むと良いですね。
「Chains(ブロックチェーン)」で絞り込む
「Chains」では、ブロックチェーンの絞り込みができます。
- Ethereum(イーサリアム)
- Polygon(ポリゴン)
- Klayth(クレイトン)
最も需要が高いのは「Ethereum(イーサリアム)」です。
2次利用もしやすいというメリットがあるものの、ガス代(手数料)が高いというデメリットもあります。
そのため、GAS代問題を解決するために開発された「Polygon(ポリゴン)」や「Klayth(クレイトン)」などを選んで、購入時のガス代を抑えるのも1つの選択肢ですね。
詳しくは、『【中級者向け】OpenSeaでNFTをお得に購入する方法』をご覧ください。
「Categories(カテゴリー)」で絞り込む
「Categories」では、OpenSeaで取り扱うカテゴリーの絞り込みができます。
【OpenSeaで取り扱うカテゴリー】
- Art・・・アート
- Collectibles・・・コレクション用アイテム
- Domain Names・・・ドメイン
- Music・・・音楽
- Photography・・・写真
- Sports・・・スポーツ
- Trading Cards・・・トレーディングカード
- Utility・・・実用性のあるもの
- Virtual Worlds・・・仮想空間
欲しいNFTに合わせて、カテゴリーを選びましょう。
「On Sale in(販売中)」で絞り込む
「On Sale in」では、販売中のNFTを細かく絞り込みたい時に使えます。
例えば、ETHをクリックすれば、イーサリアムで購入できるNFTが表示されます。
タグ検索と同じ機能なので、より細かく絞りたい時に活用しましょう。
NFTを購入する
欲しいNFTを見つけたら、購入をしていきましょう。
購入方法は、販売方式によって異なります。
- 固定価格・・・固定価格で販売する方法
- 価格釣り上げ型のオークション・・・購入希望者を募って最も高い金額で作品を落札した人にNFTを売却する方法
- 価格下降型のオークション・・・販売者がオークション価格を徐々に落として、最初にオファーがあった購入希望者にNFTを売却する方法
今回は、最も多い固定価格での購入方法を解説していきます。
NFTの作品画面に移ったら『Buy now』をクリックし、手続きを進めていきましょう。
次にNFTアートの情報を確認していきます。
コレクション名やクリエイターの名前を確認したら、チェックマークにチェックを入れましょう。
チェックが完了したら、「Confirm checkout」をクリックして決済画面へと移ります。
すでにMetaMaskのログインが完了していた場合、以下の画面が表示されます。
NFTを購入するときに発生するガス代が表示されるので、内容を確認して『確認』ボタンをクリックしましょう。
【補足】購入したNFTを確認する方法
トップページ画面右上にある『Profile』をクリックします。
『Collected』にて、実際に購入したNFTが表示されます。
以上、OpenSeaでNFTアートを購入する方法について紹介してきました。
次の章では、OpenSeaでNFTをお得に購入する方法をまとめていきます。
【中級者向け】OpenSeaでNFTをお得に購入する方法
OpenSeaでNFTをお得に購入したい場合は、ブロックチェーン「Polygon(ポリゴン)」か「Klaytn(クレイトン)」を選びましょう。
なぜなら、それぞれ選択すると購入の際にかかる手数料(ガス代)が安くなるからです。
もし「Polygon(ポリゴン)」か「Klaytn(クレイトン)」を選びたい場合は、Filterの「Chains(ブロックチェーン)」で絞り込みできます。
慣れてきた際には、ぜひ購入を検討してみてください。
OpenSeaでNFTを購入した後の活用方法
OpenSeaでNFTを購入した後は、以下の活用方法があります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
再度OpenSeaにて出品(転売)する
購入した後のNFTは、そのままOpenSea内で出品(転売)することが可能です。
元値より高値で出品をすることで、お金を稼げます。
ただし、NFTによっては転売を禁止している作品もあるので、クリエイターが設けている条件などを見てから出品するようにしましょう。
OpenSeaでNFT転売を始める場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
購入したNFTを仮想空間(メタバース)に飾る
NFTは、仮想空間(メタバース)の世界でも活用できます。
例えば、「Oncyber」というサイトを使えば、購入したNFTを展示して、オリジナルの美術館を仮想空間内に作ることも可能です。
Oncyber に飾ってみた❤️可愛い#NFT https://t.co/iqvw7gMjBR pic.twitter.com/CINti0C6vs
— acco-crypto.eth (@I_am_acco) February 22, 2022
他にも、メタバースの中でゲームを作った場合、ゲーム内のテーマ曲としてNFT化された音楽を利用することも可能です。
メタバースの世界はどんどん需要が伸びているので、NFTを始めておくだけで未来を先取りできますよ。
OpenSeaでNFTを購入する際によく出る質問
最後に、OpenSeaでNFTを購入する際によく出る質問についてお答えしていきます。
NFTを購入する際にかかるガス代はどれぐらい?
イーサリアムにてNFTを購入する場合、ガス代は約1,500円〜7,000円です。
スマホでもNFTは買える?
スマホでもNFTは買えます。
購入する流れは同じなので、スマホにてウォレット(MetaMask)の登録をしておき、OpenSeaと連携をしてから購入をしていきましょう。
まとめ
OpenSeaにおけるNFTの買い方やお得にNFTを買う方法、購入したNFTの活用方法についてまとめていきました。
OpenSeaでNFTを購入する場合、まずは仮想通貨の購入とNFTを保管・管理するウォレットの登録が必要です。
これからNFTの購入をしていきたいなら、仮想通貨取引所(コインチェック)に登録してから、イーサリアム(ETH)を購入するようにしましょう。
そして、気になるNFTを検索することで、初心者でも簡単にNFTの購入ができます。
ぜひ本記事を参考に、OpenSeaでNFTを購入できることを祈っています。