「NFTアートの買い方は?」「NFTアートが購入できるサイトはどれ?」などと気になっていませんか?
いざNFTアートを購入したいと思っても、どうやって買えばいいのか、どこで買えばいいのかわからない人もいるかと思います。
結論、NFTアートは以下の流れで進めていくことで購入することが可能です。
- 仮想通貨取引所への登録・口座開設
- NFTアートの出品・購入に必要な暗号資産を購入
- 仮想通貨ウォレットに登録
- 仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
- NFTアートが購入できるマーケットプレイスに登録
- マーケットプレイスにてNFTアートを購入
上記の流れで手続きを進めていくことで、NFTアートが購入できるマーケットプレイスを利用すれば、NFTアートを購入できます。
ただし、購入サイトによっては買えるNFTアートの種類が異なるので注意が必要です。
そこで本記事では、実際にNFTアートを買った私が、画像を使いながら購入までの一連の流れをわかりやすくご紹介していきます。
NFTアートが購入できるサイト(マーケットプレイス)や、購入するメリット・デメリットについての解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
実際に買ってみた!NFTアートの買い方
この章では、NFTアートの買い方について解説していきます。

購入までの一連の流れをまとめると、以下の通りです。
購入するまでの一連の流れをお見せしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨取引所への登録・口座開設
まずは、仮想通貨取引所への登録をし、口座の開設をしていきましょう。
仮想通貨取引所とは、NFTアートの購入に必要な仮想通貨を購入する取引所です。
一般的に、NFTアートを購入するには仮想通貨が必要なので、かならず登録を済ませておきましょう。
おすすめの仮想通貨取引所を紹介すると、以下の通りです。
- 1位:コインチェック
- 2位:DMM Bitcoin
- 3位:GMOコイン
- 4位:bitbank
- 5位:bitFlyer
関連記事:【NFT特化】仮想通貨取引所おすすめ5選【初心者向けの日本国内取引所とは?】

『コインチェック』は取引手数料が無料なだけでなく、最低取引単位(ETH)が500円相当となっているので、気軽に通貨を購入することが可能です。
10分程度で”無料”口座開設ができるので、忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
NFTアートの出品・購入に必要な暗号資産を購入
次に、NFTアートの出品や購入に必要な暗号資産(仮想通貨)を購入していきます。
購入すべき通貨ですが、まずはNFT関連の売買で最も利用される『イーサリアム(ETH)』を購入しましょう。
イーサリアムには、契約に付随する取引の記録や履歴をすべて残せるという特徴があります。
NFTアートを買う際には必須の通貨なので、まずは「ETH」と書かれた通貨を選択し、各仮想通貨取引所にて購入を進めていきましょう。

NFTアートは1,000円から購入できるものもありますが、買う際に手数料がかかります。
そのため、まずは10,000円以上を入金してからイーサリアムを購入するのがおすすめですね。
仮想通貨ウォレットに登録をする
次に、仮想通貨を保管するためのウォレットに登録を済ませていきましょう。
NFTアートの売買において、資金や作品を管理・保管するためのウォレットが必要不可欠です。
財布がないとお買い物ができないように、ウォレットを用意しておかなくては取引自体ができないので、かならず登録を済ませておきましょう。
ちなみに、最も代表的なウォレットとして『MetaMask』があります。
出典:MetaMask
MetaMaskは、NFT関連の通貨や作品を保管するのに最も適したウォレットです。
セキュリティ面もしっかりしており、パソコンとスマホを連動させながらの利用もできます。
そのため、事前にMetaMaskの登録をしておき、仮想通貨が送金できる状態にしておきましょう。

仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
次に、仮想通貨ウォレットに先ほど購入したイーサリアムを送金しておきましょう。
送金しておくことで、いつでもNFTアートを購入できる状態になります。
ちなみに暗号資産の送金は、仮想通貨取引所にて行うのが一般的です。
送金する先の宛先(アドレス)を記載し、先述したMetaMaskに送金をすれば、NFTアートの購入ができる準備が整います。

関連記事:【簡単】コインチェックからメタマスクに仮想通貨を送金する方法を画像付きで解説
NFTアートが購入できるマーケットプレイスに登録
次に、NFTアートの購入ができるサイトでもある、NFTマーケットプレイスに登録をしていきましょう。
NFTマーケットプレイスとは、いわば『NFT関連の商品を販売しているサイト(お店)』です。
会員登録とウォレットの登録を済ませることで、NFTアートの購入ができるようになります。
後ほど詳しく紹介しますが、おすすめのマーケットをまとめると以下の通りです。
【日本にあるNFTマーケットプレイス】
【海外にあるNFTマーケットプレイス】
世界はもちろんのこと、国内にもNFTマーケットプレイスがあり、それぞれ販売するNFTのジャンルが異なります。
そのため、欲しいNFTアートのジャンルに合わせて、マーケットの登録を済ませるようにしましょう。
マーケットプレイスにてNFTアートを購入
最後に、NFTアートの購入へと移っていきましょう。

購入の流れをまとめると、以下の通りです。
- NFTマーケットプレイス(OpenSea)のサイトにログイン
- NFTアートのジャンルを選択する
- 気になる作品を探す・選ぶ
- 購入ボタンを押して作品を買う
順番に見ていきましょう。
NFTマーケットプレイス(OpenSea)のサイトにログイン
まずは、『OpenSea』にログインをしていきましょう。
右上の「Profile」を押して、「MetaMask」のボタンを押すことでと簡単に連携ができます。
連携ができたら、ログイン完了です。
NFTアートのジャンルを選択する
ログインできたら、購入したいNFTアートのジャンルを選んでいきましょう。
『OpenSea』の「Explore」にカーソルをかざすと、以下のようにさまざまなジャンルが選択できます。
【選べるジャンル】
- アート・イラスト
- 音楽
- 写真
- トレーディングカード
- スポーツ関連
- 仮想世界
自分が欲しいNFTアートに合わせて、ジャンルを選んでいきましょう。
気になる作品を探す・選ぶ
ジャンルの選択ができたら、気になる作品を探していきましょう。

たくさんありすぎて迷ったのですが、『Teamzen』にて作られた画像を買うことにしました。
以下のように、いろんな作品が並べられていたので、お気に入りの1枚を探していったんですね。
ちなみに、もしお気に入りの作品やアーティストが見つからない場合は、SNS経由で購入するのも1つの手段ですよ。
購入ボタンを押して作品を買う
お気に入りの1枚を見つけたら、さっそく購入をしていきましょう。
「Buy now(今買う)」を選択することで、購入画面へと移行します。
オークション形式で販売されているのであれば、「Place bid(入札する)」を選択することで入札ができます。
あとは購入手続きをするだけですが、注意点として購入が完了するまでには時間がかかるだけでなく、イーサリアムにて作品を買うとガス代という手数料がかかります。
そのため、NFTアートを購入する際には「NFTアートの代金+ガス代」がかかると覚えておきましょう。
ガス代とは、イーサリアムのネットワークであるイーサリアムチェーンを利用した際に発生する手数料です。費用は約3,000円〜15,000円と高額となっています。(2022年3月時点)
そして、最終的に購入が完了したら、以下のように自身のアルバムに保存されます。

お疲れ様でした!
ちなみに、今回は『OpenSea』を例に買い方を紹介してきましたが、他にもNFTアートが買えるマーケットプレイスはたくさんあります。
そんなNFTマーケットプレイスの中でも、特に初心者におすすめのサイトを次の章で紹介していきます。
NFTアートが購入できるおすすめサイト(マーケットプレイス)8選
NFTアートが購入できるおすすめのサイトを一覧表にまとめると、以下の通りとなります。
<表は横にスクロールできます>
名称 | 主な特徴 | カテゴリー | 決済可能な通貨 | 日本円対応 | 手数料 | 対応ウォレット |
![]() (日本) |
| ・デジタルアート ・イラスト ・トレーディングカード ・音楽 ・写真 ・動画 | ・イーサリアム ・WETH ・USDC ・DAI | ○ (クレジットカード・銀行振込) | ・販売手数料:5% ・クレジットカード決済手数料:3% ・振込手数料:300円(日本円取引) | ・MetaMask |
![]() (日本) |
| ・デジタルアート ・イラスト ・トレーディングカード ・音楽 ・写真 ・動画 ・デジタルファッション ・その他 | ・イーサリアム ・Polygon | ○ (クレジットカード) | ・販売手数料:約1,200円分のETH、約0.37円分のPolygon | ・MetaMask |
![]() (日本) |
| ・トレーディングカード ・ゲーム (CryptoSpells、The Sandbox、Sorare) | ・イーサリアム ・ビットコイン ・ビットコインキャッシュ ・ライトコイン ・リスク ・ネム ・モナコイン ・ベーシックアテンショントークン ・ステラルーメン ・クアンタム ・リップル ・IOST ・エンジンコイン | × | ・販売手数料:10% ・出庫手数料:0.01〜0.16ETH | ・MetaMask |
![]() (日本) |
| ・デジタルアート ・イラスト | ・Polygon ・LINE Blockchain | ○ クレジットカード (ドル建て) | 未公開 | ・MetaMask |
![]() (日本) |
| ・デジタルアート ・イラスト | ・イーサリアム | × | 販売手数料:なし (出品後に価格や数量を変更した場合には発生) | ・MetaMask |
![]() (海外) |
| ・デジタルアート ・イラスト ・ゲーム ・トレーディングカード ・音楽 ・写真 ・動画 ・デジタルファッション ・その他 | ・イーサリアム ・Polygon ・Klaytn | × | ・販売手数料:2.5% | ・MetaMask ・Torus ・Portis |
![]() (海外) |
| ・デジタルアート ・イラスト ・ゲーム ・トレーディングカード ・音楽 ・写真 | ・イーサリアム ・WETH | × | ・販売手数料:2.5% | ・MetaMask ・Torus ・Portis |
![]() (海外) |
| ・デジタルアート ・イラスト ・ゲーム ・音楽 ・写真 | ・イーサリアム | × | ・販売手数料:3.0% ・ギャラリー手数料:15% | ・MetaMask ・Torus ・Portis |
マーケットによって特徴がそれぞれ異なり、販売できるNFTアートも決まっています。
そのため、自身が購入したいNFTアートのジャンルに合わせて、マーケットプレイスへの登録・購入をしていくのがおすすめです。
それぞれの特徴については以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

次の章では、NFTアートを購入するメリット・デメリットを紹介していきます。
NFTアートを購入するメリット・デメリット
最後に、NFTアートを購入するメリット・デメリットを紹介していきます。
それぞれまとめると、以下の通りです。
【NFTアートを購入するメリット】
- 世界にひとつだけのデジタル資産を所有できる
- 年齢問わず誰でもNFTアートを作れる
- 気軽にアート投資ができる
- 2次流通されたNFTアートの売上は作成者にも一部還元される
- 国境を超えて作品の売買ができる
- クリエイターとして認知を高められる
- メタバースの世界でも活用できる
【NFTアートを購入するデメリット】
- 取引には手数料がかかる
- 売買に必要な仮想通貨は常に価格変動している
- 法整備ができていない
上記の内容は、実際にNFTアートの売買をしたからこそわかったメリット・デメリットです。
さらに、NFTアートの販売をするのであれば、「年齢問わず誰でもNFTアートを作れる」「クリエイターとして認知を高められる」などのメリットも含まれます。
もちろんデメリットもあるものの、マイナスな部分を感じさせないメリットがNFTアートにはあるので、将来性は十分あると言えるでしょう。
詳しくは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【感想】NFTアートを始めるメリットとデメリットを正直に話す【始め方も紹介】
まとめ
今回はNFTアートの買い方や購入におすすめのサイト(マーケットプレイス)、購入するメリット・デメリットについて解説してきました。
改めて、購入する流れをまとめると、以下の通りです。
- 仮想通貨取引所(コインチェック)への登録・口座開設
- NFTアートの出品・購入に必要な暗号資産を購入
- 仮想通貨ウォレットに登録
- 仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
- NFTアートが購入できるマーケットプレイスに登録
- マーケットプレイスにてNFTアートを購入
仮想通貨取引所やウォレット、NFTマーケットプレイスへの登録自体は無料なので、この機会に登録を進めてみてはいかがでしょうか。

『コインチェック』は取引手数料が無料なだけでなく、最低取引単位(ETH)が500円相当となっているので、気軽に通貨を購入することが可能です。
10分程度で”無料”口座開設ができるので、忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
また、NFTアートを購入することで世界にひとつだけのデジタル資産を所有できるだけでなく、作品を作ったアーティストの応援にもつながります。
そして、将来的に価値が上昇し、転売をすれば利益を生み出せる可能性も十分にあるのでおすすめです。
ぜひ本記事を参考に、自分が欲しいと思うNFTアートの購入ができることを祈っています。