【一覧表付】NFTアートの出品・購入までにかかる手数料を徹底解説

  • 2022年5月16日
  • 2022年10月5日
  • NFT
【一覧表付】NFTアートの出品・購入までにかかる手数料を徹底解説

「 NFTアートを出品・購入するまでにはどれぐらいの手数料がかかるの?」「手数料を安くする方法はある?」などと気になっていませんか?

NFTアートを始めようと思っても、どれぐらいの手数料がかかるのか気になる人も多いかと思います。

結論、NFTアートの売買をしていくとなると、仮想通貨の購入時にかかる取引手数料や入金手数料、ガス代といったさまざまな手数料がかかります。

少しでも手数料を抑えてNFTアートの売買をスタートしたいなら、手数料の安い仮想通貨取引所やNFTマーケットを利用することが大切です。

そこで本記事では、実際にNFTアートの出品・購入をしてきたい私が、NFTアートの売買時にかかる手数料を一覧にしてまとめました。

手数料を安くする方法についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

NFTアートの出品・購入までにかかる手数料

どれくらいの手数料がかかるかを知るためには、まずNFTアートの出品(販売)・購入するまでの流れを明確にしておかなくてはいけません。

もしこれから NFTアートの売買を始めていくのであれば、以下の流れで手続きが行われます。

NFTの売買を始めるとなると、上記の手続きが必要です。

そして、それぞれの項目別でかかる手数料を一覧表でまとめると以下の通りとなります。

※項目内をクリックすると、見たい見出しへと飛びます。

項目手数料
仮想通貨取引所への登録・入金入金手数料:無料〜1,018円
(※取引所によって料金が異なる)
仮想通貨を購入する販売所での取引手数料:ほぼ無料
(※スプレッドが発生し、取引所によって料金が異なる)
仮想通貨ウォレットに登録無料
ウォレットに仮想通貨を送金する無料〜0.005ETH(約1,900円)
(※取引所によって料金が異なる)
NFTマーケットプレイスに登録する無料
NFTアートを出品する・販売手数料:販売価格の2.5%〜20%
・ガス代:無料〜40,000円
(※NFTマーケットプレイスによって料金が異なる)
NFTアートを購入するガス代:300円〜40,000円
NFTアートの売り上げを出金する出金手数料:無料〜770円
(※取引所によって料金が異なる)

(2022年4月時点)

NFTアートを出品・購入するまでには、さまざまな手数料がかかるので注意しなくてはいけません。

この章では、それぞれの項目別でかかる手数料について詳しく解説していきます。無料〜770円

仮想通貨取引所への登録・入金する時

NFTアートを購入するためには、仮想通貨が必要です。

仮想通貨を買うためには『仮想通貨取引所』への登録が必要ですが、登録自体に手数料はかかりません。

ただし、口座を開設した後に日本円を入金する際、入金方法によっては手数料がかかるので注意しましょう。

例えば、本サイトにておすすめしている5つの仮想通貨取引所ごとの入金手数料をまとめると、以下の通りです。

仮想通貨取引所入金手数料
コインチェック
コインチェック
・銀行振込:無料
・クイック入金:770円~1,018円
(入金額が50万円以上の場合、「入金額×0.11%+495円」)
・コンビニ入金:770円~1,018円
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)
・銀行振込:無料
・クイック入金:住信SBIネット銀行は無料
・住信SBIネット銀行以外は330円
bitbank
bitbank
無料
DMM Bitcoin
DMM Bitcoin
・銀行振込:無料
・クイック入金:住信SBIネット銀行は無料
・住信SBIネット銀行以外は330円
GMOコイン
GMOコイン
無料
コンビニ入金やクイック入金、住信SBIネット銀行以外にて入金する場合は手数料がかかる場合もあるので注意しましょう。

仮想通貨を購入する時

仮想通貨を取引所にて購入する場合、手数料が無料の場所がほとんどです。

例えば、先ほど紹介したおすすめの仮想通貨取引所における取引手数料をまとめると、以下の通りです。

仮想通貨取引所取引手数料
コインチェック
コインチェック
・販売所:無料
・取引所:無料
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)
・販売所:無料
・取引所:0.01~0.15%
bitbank
bitbank
無料(※一部銘柄を除く)
DMM Bitcoin
DMM Bitcoin
無料
GMOコイン
GMOコイン
無料

販売所は仮想通貨取引所が主体となって利用者と仮想通貨の取引をする場所で、取引所は仮想通貨の売買をしたい人同士をマッチングさせる場所です。

基本的に、NFTの売買に必要なイーサリアムは販売所にて購入できます。

そして、本サイトでおすすめしている上記の取引所であれば、手数料がかかりません。

ただし、仮想通貨は常に価格が変動していることから、通貨を購入する際には『スプレッド』という手数料が発生するので注意が必要です。

スプレッドとは「仮想通貨の購入価格と売却価格の差」

スプレッドとは、「仮想通貨の購入価格(Ask)と売却価格(Bid)の差」です。

仮想通貨は日々価格が変動し、スプレッドの幅も時間帯によって大きく変化することも少なくありません。

例えば、仮想通貨イーサリアムの購入価格が10万円だったとして売却価格が8万円だった場合、スプレッドの幅は2万円になり2万円の損となってしまいます。

RaRuku
スプレッドの幅が大きいほど、ユーザーにとっては不利になっちゃうので注意が必要ですね。

そして、各取引所によってスプレッドの差は大きく異なり、選ぶ取引所によっては損をしてしまう可能性があります。

そのため、手数料を抑えたいならスプレッドの幅が小さい取引所を選ぶのがおすすめです。

スプレッドの幅が小さい仮想通貨取引所

以下にて、取引所ごとでイーサリアムのスプレッドをまとめてみました。

仮想通貨取引所スプレッド
(イーサリアム)
コインチェック
コインチェック
32,230
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)
33,230
bitbank
bitbank
21,728
DMM Bitcoin
DMM Bitcoin
10,133
GMOコイン
GMOコイン
13,062

※2022年4月同時刻に計測したイーサリアムの販売所スプレッド

実際に調査して比較した結果、イーサリアムのスプレッドが最も安かったのはDMM Bitcoinという結果になりました。

ちなみに、スプレッドは購入する仮想通貨が多くなればなるほど高くなります。

そのため、仮想通貨を多めに購入するのであれば、DMM Bitcoinへの登録を検討してみてはいかがでしょうか。

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仮想通貨ウォレットに登録する時

次に、仮想通貨を保管するためのウォレットに登録を済ませる必要があります。

NFTアートの売買をしていくためには、資金を管理・保管するためのウォレットが必要不可欠です。

最も代表的なウォレットとして『MetaMask』があり、登録自体は無料で手数料もかかりません。

MetaMask出典:MetaMask

パソコンとスマホを連動させながらの利用もでき、NFT初心者でも利用しやすいという特徴があります。

RaRuku
メタマスクの登録方法については、以下の記事にてスマホ・パソコン別で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ウォレットに仮想通貨を送金する時

仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金することで、いつでもNFTアートの販売・購入ができる状態になります。

ただし、取引所によって送金手数料が異なるので、選ぶ際には注意が必要です。

例えば、本サイトでおすすめしている取引所別で送金手数料をまとめると、以下の通りです。

仮想通貨取引所取引手数料
コインチェック
コインチェック
0.005 ETH
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)
0.005ETH
bitbank
bitbank
0.005ETH
DMM Bitcoin
DMM Bitcoin
無料
GMOコイン
GMOコイン
無料

送金手数料が無料の取引所は、DMM BitcoinGMOコインだけです。

他の仮想通貨取引所を選ぶと、0.005ETH(約1,900円)分の手数料がかかってしまいます。(※2022年4月時点)

そのため、ウォレットに送金する仮想通貨が多い場合は、DMM BitcoinもしくはGMOコインを検討してみてはいかがでしょうか。

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NFTマーケットプレイスに登録する時

NFTの売買を進めていくためには、専用のプラットフォーム『 NFTマーケットプレイス』に登録をしなくてはいけません。

NFTマーケットプレイスとは、いわば『NFT関連の商品を販売している場所(お店)』です。

日本と海外のおすすめNFTマーケットプレイスを紹介すると、以下の通り。

【日本にあるNFTマーケットプレイス】

【海外にあるNFTマーケットプレイス】

基本的にNFTマーケットプレイスの利用自体は無料で、登録自体に手数料はかかりません。

NFTアートを出品する時

NFTアートを出品する際には、基本的にガス代と販売手数料がかかります。

ガス代とは、イーサリアムチェーンを利用する際にかかる手数料で、販売する時間帯や曜日によって異なります。

RaRuku
ちなみに、ガス代の相場は相場は約3,000円〜40,000円です。

そして、販売手数料とは出品したNFTが売れた時に発生する手数料で、利用する NFTマーケットプレイスによって金額が異なります。

例えば、本サイトにておすすめしているマーケットの販売手数料をまとめると以下の通りです。

名称販売手数料
Adam byGMOAdam byGMO
(日本)
販売手数料:5%
nanakusananakusa
(日本)
販売手数料:約1,200円分のETH、約0.37円分のPolygon
CoincheckNFT(β版)CoincheckNFT(β版)
(日本)
販売手数料:10%
NFTStudioNFTStudio
(日本)
販売手数料:20%
(※ガス代はNFTStudioが全て負担)
ANIFTYANIFTY
(日本)
販売手数料:なし
(出品後に価格や数量を変更した場合には発生)
OpenseaOpensea
(海外)
販売手数料:2.5%
RaribleRarible
(海外)
販売手数料:2.5%
(※出品時のガス代は購入者が負担)
SuperRareSuperRare
(海外)
・販売手数料:3.0%
・ギャラリー手数料:15%

販売手数料が安いのは、日本のマーケットで「ANIFTY」、世界のマーケットで「Opensea」または「Rarible」という結果になりました。

販売するNFTの価格が高いほど、販売手数料は高くなります。

そのため、販売価格を高めに設定しつつ販売手数料を抑えたい場合は、「ANIFTY」「Opensea」「Rarible」いずれかを利用すると良いでしょう。

NFTアートを購入する時

NFTアートを購入する際には、ガス代のみ手数料としてかかります。

基本的にかかる手数料はガス代のみとなっており、相場は約3,000円〜40,000円です。

ただし、「Adam byGMO」のみクレジットカード決済手数料として3%、日本円での振込手数料として300円がかかるので注意しましょう。

NFTアートの売り上げを出金する時

NFTアートの売り上げを取引所に戻し、出金する際にも取引所によっては手数料がかかります。

例えば、本サイトでおすすめの仮想通貨取引所における出金手数料をまとめると、以下の通りです。

仮想通貨取引所出金手数料
コインチェック
コインチェック
407円
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)
220円〜770円
bitbank
bitbank
550円/770円(3万円以上)
DMM Bitcoin
DMM Bitcoin
無料
GMOコイン
GMOコイン
無料

出金手数料が無料の取引所は、DMM BitcoinGMOコインだけです。

そのため、出金手数料を抑えたい場合はDMM BitcoinもしくはGMOコインを選ぶのが良いでしょう。

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NFTアートの出品(販売)・購入にかかる手数料を安くする方法

NFTアートの販売や購入にかかる手数料を抑えたい場合、以下の方法を実施すれば安くできます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

手数料の安い仮想通貨取引所を利用する

手数料を安くしたいなら、手数料の安い仮想通貨取引所を選びましょう。

取引所によって取引手数料や入金手数料、出金手数料は大きく異なります。

また、仮想通貨を購入する際にはスプレッドが発生するので、スプレッドの幅が小さい取引所を選ぶのがおすすめです。

RaRuku
ちなみに、最も手数料が安くスプレッドの幅が小さいのは、DMM Bitcoinです。

DMM Bitcoin出典:DMM Bitcoin

DMM Bitcoinの特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 取引・入出金・送金手数料など、各種手数料が無料
  • 最大2倍のレバレッジ取引が可能
  • 『2,000円キャッシュバックキャンペーン』が開催中

取引・入出金・送金手数料など、各種手数料が無料になるだけでなく、登録するだけで2,000円のキャッシュバックが受け取れるのは嬉しいですね。

そのため、仮想通貨取引所で発生する手数料を抑えたいなら、DMM Bitcoinへの登録を検討してみてはいかがでしょうか。

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DMM Bitcoin公式サイト

手数料の安いNFTマーケットプレイスを選ぶ

手数料を抑えたいなら、NFTアートの出品手数料が安いマーケットを選ぶようにしましょう。

例えば、世界最大手のNFTマーケットプレイス『OpenSea』であれば販売手数料が2.5%なのに対し、日本の『NFTStudio』は20%です。

また、OpenSeaでは初回の出品時にはガス代がかかるものの、2回目の出品時にはガス代がかかりません。

利用者数も多く初心者でもNFTアートが購入されやすいので、初めてNFTアートを出品する場合はOpenSeaがおすすめです。

ガス代を節約する

「NFTアートのガス代は料金が高く問題となっていますが。

しかし、以下の方法を駆使すれば、高いガス代を無料もしくは安くすることも可能です。

  • 【ガス代無料】Polygon(ポリゴン)のNFTを出品・購入する
  • ガスの処理速度を低速にする
  • Gweiとガスリミットを調整する

例えば、イーサリアムチェーンではなくPolygon(ポリゴン)チェーンにてNFTを出品・購入すればガス代は無料になります。

また、ガスの処理速度を低速にしたりGweiとガスリミットを調整すれば、ガス代を安く抑えることが可能です。

詳しいやり方は以下の記事にまとめているので、ガス代という手数料を抑えたい場合はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

NFTアートを出品・購入するまでにかかる手数料について解説してきました。

手数料を一覧にしてまとめると、以下の通りです。

※項目内をクリックすると、見たい見出しへと飛びます。

項目手数料
仮想通貨取引所への登録・入金入金手数料:無料〜1,018円
(※取引所によって料金が異なる)
仮想通貨を購入する販売所での取引手数料:ほぼ無料
(※スプレッドが発生し、取引所によって料金が異なる)
仮想通貨ウォレットに登録無料
ウォレットに仮想通貨を送金する無料〜0.005ETH(約1,900円)
(※取引所によって料金が異なる)
NFTマーケットプレイスに登録する無料
NFTアートを出品する・販売手数料:販売価格の2.5%〜20%
・ガス代:無料〜40,000円
(※NFTマーケットプレイスによって料金が異なる)
NFTアートを購入するガス代:300円〜40,000円
NFTアートの売り上げを出金する出金手数料:無料〜770円
(※取引所によって料金が異なる)

(2022年4月時点)

NFTアートの売買をしていくとなると、仮想通貨の購入時にかかる取引手数料や入金手数料、ガス代といったさまざまな手数料がかかります。

少しでも手数料を抑えてNFTアートの売買をスタートしたいなら、手数料の安い仮想通貨取引所やNFTマーケットを利用することが大切です。

ちなみに、最も手数料が安い仮想通貨取引所はDMM Bitcoinで、おすすめのNFTマーケットプレイスはOpenseaになります。
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DMM Bitcoin公式サイト
ぜひ本記事を参考にし、最善の方法でNFTアートの取引をスタートしていただけると幸いです。
RaRuku
ちなみに、私は5つの取引所に登録しましたが、コインチェックが1番利用しやすかったですね。

コインチェック(Coincheck)登録画面出典:コインチェック

コインチェックは初心者にも利用しやすいのが特徴で、『CoincheckNFT(β版)』という独自のNFTマーケットプレイスを所有しています。

手数料は他のマーケットに比べて高いものの、CoincheckNFT(β版)内のNFTを購入する際には手数料がかからないというメリットがあります。

マーケットを利用するためにはコインチェックへの登録が必須なので、NFTの売買をCoincheckNFT(β版)にて始める予定なら、今のうちに登録をしておきましょう。

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