「NFT転売とは?」「NFT転売のやり方や利益を出すコツは?」などと気になっていませんか?
結論、NFT転売とはNFTを購入した後に第三者に売り渡すことを意味し、購入した作品を高値で販売することで利益が出ます。
また、NFT転売は以下の手順に沿って進めていくことで、すぐに始めることが可能です。
- 仮想通貨取引所への登録・口座開設
- NFTの出品・購入に必要な暗号資産を購入
- 仮想通貨ウォレットに登録
- 仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
- NFTマーケットプレイスに登録
- NFTを購入する
- NFTを元値より高値で販売する
本記事では、実際にNFTの売買をしてきた筆者がNFT転売について解説していきつつ、具体的なやり方をわかりやすく紹介していきます。
NFT転売で利益を出すコツや、やってはいけない禁止事項についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
NFT転売とは?
NFT転売とは、NFTを購入した後に第三者に売り渡すことを意味します。
『転売』と聞くとネガティブなイメージに取られがちですが、NFT転売は「商品(NFT)を購入し、高値で販売する」という、小売店なども取り入れている立派なビジネスです。
NFT転売の流れ
NFT転売ですが、利益を出す方法は主に以下の2つとなります。
- NFTを安く買って元値より高値で販売する
- NFTを長期間保有して、値上がりしてから販売する
例えば、もともと元値が0.1ETHのNFTアートを買った後に、1ETHで販売したとしましょう。
(※『ETH』とは、NFTの売買で最も利用されている仮想通貨『イーサリアム』の略称です。)
その後、1ETHにて販売ができたら、0.9ETH分が得られる利益となります。
そんなNFT転売のやり方を、次の章では徹底的に解説していきます。
NFT転売の始め方を徹底解説
NFT転売を始めたいのであれば、以下の手順に従って準備を進める必要があります。
上記の手順さえ踏めば、NFT転売ができるようになります。

仮想通貨取引所への登録・口座開設
まずは、仮想通貨取引所への登録をし、口座の開設をしていきましょう。
仮想通貨取引所とは、いわばNFTの売買に必要な仮想通貨を購入する取引所を意味します。
日本円を仮想通貨に変えていくためには、取引所で通貨へ交換しなくてはいけないなので、かならず登録を済ませておきましょう。
ちなみに、おすすめの仮想通貨取引所をランキング形式で紹介すると、以下の通りです。
<表は横にスクロールできます>
仮想通貨取引所名 | 特徴 | おすすめな人 | 公式サイト |
コインチェック![]() |
|
| 公式サイト |
DMM Bitcoin![]() |
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| 公式サイト |
GMOコイン![]() |
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| 公式サイト |
bitbank![]() |
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| 公式サイト |
bitFlyer![]() |
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| 公式サイト |
関連記事:【NFT特化】仮想通貨取引所おすすめ5選【初心者向けの日本国内取引所とは?】

『コインチェック』は取引手数料が無料なだけでなく、最低取引単位(ETH)が500円相当となっているので、気軽に通貨を購入することが可能です。
10分程度で”無料”口座開設ができるので、忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
NFTの出品・購入に必要な暗号資産(仮想通貨)を購入
仮想通貨取引所の登録・口座開設が完了したら、次にNFTの出品や購入に必要な暗号資産(仮想通貨)を購入していきましょう。
通貨を購入しなくてはNFTの売買ができないので、かならず手続きが必要となります。
そのため、まずはNFT関連の売買で最も利用される『イーサリアム(ETH)』を購入しましょう。
イーサリアムには、契約に付随する取引の記録や履歴をすべて残せるという特徴があります。
NFTの売買において必須の通貨なので、まずは「ETH」と書かれた通貨を選択し、各仮想通貨取引所にて購入を進めていきましょう。

NFTを購入・出品する際には、手数料がかかります。
そのため、まずは10,000円ぐらいを入金してからイーサリアムを購入しておくと、出品がスムーズですよ。
仮想通貨ウォレットに登録をする
次に、仮想通貨を保管するためのウォレットに登録を済ませていきましょう。
NFTマーケットプレイスで商品の売買をしていくためには、資金を管理・保管するためのウォレットが必要不可欠です。
財布がないとお買い物ができないように、ウォレットがないと取引できないので、かならず登録を済ませておきましょう。
最も代表的なウォレットとして『MetaMask』があります。
出典:MetaMask
MetaMaskはNFT関連の通貨を保管するのに適したウォレットで、ほとんどのNFTマーケットプレイスで取り扱い可能なウォレットとして有名です。
セキュリティ面もしっかりしており、パソコンとスマホを連動させながらの利用もできます。
そのため、事前にMetaMaskの登録をしておき、仮想通貨が送金できる状態にしておきましょう。

仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
次に、仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金しておきましょう。
送金しておくことで、いつでもNFTを購入できる状態になります。
ちなみに暗号資産の送金は、仮想通貨取引所にて行うのが一般的です。
送金する先の宛先(アドレス)を記載し、先述したMetaMaskに送金をすれば、NFTの出品・購入ができる準備が整います。

関連記事:【簡単】コインチェックからメタマスクに仮想通貨を送金する方法を画像付きで解説
NFTマーケットプレイスに登録
次に、NFTマーケットプレイスに登録(会員登録とウォレットの登録)をしていきましょう。
NFTマーケットプレイスとは、いわば『NFT関連の商品を販売している場所(お店)』です。
会員登録とウォレットの登録を済ませておかなくてはNFTの出品・購入ができないので、必ず済ませておく必要があります。
ちなみに、日本と海外のおすすめNFTマーケットプレイスを紹介すると、以下の通り。
【日本にあるNFTマーケットプレイス】
【海外にあるNFTマーケットプレイス】
関連記事:【35社比較】日本・海外のNFTマーケットプレイスおすすめ8選!一覧表付き

もし迷った際には、OpenSeaを選ぶようにしましょう。
NFTを購入する
次に、転売用のNFTを購入していきましょう。
仮想通貨ウォレットに暗号資産が送金されている状態なのであれば、以下の手順を踏むだけで購入可能です。
- 希望するNFTマーケットプレイスのサイトへと進む
- 検索フォームにて、欲しい作品の条件を入力していく
- 欲しいNFT作品を探して購入する
仮想通貨ウォレットにNFTの売買に必要な通貨(イーサリアムなど)が保管されているのであれば、すぐに購入できます。
以下の記事では、実際に購入するまでの流れをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
NFTを元値より高値で販売する
最後に、購入したNFTを元値より高値で販売していきましょう。
販売方法としては主に以下の3通りから選べます。
- 固定価格形式
- オークション形式
- グループ販売形式
固定価格形式であれば、販売したい価格を設定するだけで手続きが終了します。
一方、オークション形式であれば、オークションの「開始価格」「最低落札価格」「期間」を入力しなくてはいけません。
これら全ての手続きが完了したら、販売をスタートできます。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
NFT転売で利益を出すコツ
この章では、NFT転売で利益を出すコツについてまとめていきます。
実際に売れているNFTを徹底的に解析したところ、以下の特徴があることが判明しました。
- 希少性がある
- 出品者の知名度が高い
- コレクション性がある
- コンセプトが作り込まれている
- イーサリアム(ETH)で出品をしている
- マーケティングを意識している
結論、上記いずれかに当てはまっているのであれば、どんなNFTでも転売すれば利益を出せます。
詳しくは『【NFTで売れるもの一覧】売れやすいNFTの特徴と販売方法を徹底解説』にて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
NFT転売でやってはいけない禁止事項・転売対策
NFTは現状、法的整備がちゃんと整っていません。
そのため、購入したNFTに多少のアレンジを加えて、自分の作品かのように出品する人も出てきています。
しかし、既存の作品を変更して販売する行為は著作権侵害に当てはまり、法的処置を受ける可能性もあるので絶対にしてはいけません。
また近年で言うと、NFTの真贋証明と購入者の所有権を証明する「HyperJ NFT」というサービスも開発されました。
出典:HyperJ NFT
このようにセキュリティ対策もしっかりしたサービスが増えているだけでなく、法整備も少しずつ整ってきていきます。
著作権侵害をしている作品を転売するとリスクしかないので、決してやらないように注意しましょう。
NFT転売でよくある質問
最後に、NFT転売においてよくある質問について解説していきます。
NFT転売をする際に手数料はかかる?
NFTの売買やウォレットへの送金、新しいNFTを発行する際に『ガス代』という手数料がかかります。
『ガス代』とは、イーサリアム上で取引を行う際の手数料のようなものです。
ガス代は高額なので問題視されていますが、OpenSeaであれば初回の出品時以外は支払う必要はありません。
また、ガス代の処理速度を低速に設定することでも、ガス代を安くすることも可能です。
関連記事:NFTのガス(GAS)代とは?相場やガス代を無料・安くする方法を徹底解説
NFT転売は正直儲かる?
『NFT転売で利益を出すコツ』に当てはまるNFTを購入すれば、儲けられる可能性は十分あります。
ただし、作品の将来性を見出すのが難しかったり、買ったNFTの価値が下がるというデメリットもあるので注意しましょう。
NFT転売をする際に税金は意識するべき?
NFT転売によって得た利益は『雑所得』にあたると考えられるので、税金を意識しなくてはいけません。
もし年20万円以上の売上が発生したら、確定申告をする必要があるので注意しましょう。
まとめ
NFT転売について解説しつつ、やり方や利益を出すコツ、禁止事項について具体的に解説してきました。
NFT転売とはNFTを購入した後に第三者に売り渡すことを意味し、購入した作品を高値で販売することで利益が出ます。
また、NFT転売は以下の手順に沿って進めていくことで、すぐに始めることが可能です。
- 仮想通貨取引所への登録・口座開設
- NFTの出品・購入に必要な暗号資産を購入
- 仮想通貨ウォレットに登録
- 仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
- NFTマーケットプレイスに登録
- NFTを購入する
- NFTを元値より高値で販売する
仮想通貨取引所やウォレット、NFTマーケットプレイスへの登録自体は無料なので、この機会に登録を進めてみてはいかがでしょうか。

『コインチェック』は取引手数料が無料なだけでなく、最低取引単位(ETH)が500円相当となっているので、気軽に通貨を購入することが可能です。
10分程度で”無料”口座開設ができるので、忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
本記事を参考に、NFTの転売がうまくいくことを祈っています。