【初心者向け】NFTアートを始めるメリット・デメリットを徹底解説

  • 2022年3月16日
  • 2022年9月28日
  • NFT
【感想】NFTアートを始めるメリットとデメリットを正直に話す【始め方も紹介】

「NFTアートを始めるメリット・デメリットは?」と気になっていませんか?NFTアートに興味を持っているけど、メリット・デメリットを知ってから始めたいと思っている人も多いかと思います。

NFTアートには、「世界にひとつだけのデジタル資産を所有できる」「国境を超えて作品の売買ができる」などのメリットがあります。ただし、「取引には手数料がかかる」「法整備が整っていない」などのデメリットもあるため注意が必要です。

本記事では、NFTアートを始めるメリット・デメリットの詳細を解説しています。メリット・デメリットからわかるNFTアートを始めるべき人についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

NFTアートを始めるメリット7つ

NFTアートを始めるメリット7つ

NFTアートを始めるメリットは以下の7つです。

  • 世界にひとつだけのデジタル資産を所有できる
  • 年齢問わず誰でもNFTアートを作れる
  • 気軽にアート投資ができる
  • 2次流通されたNFTアートの売上は作成者にも一部還元される
  • 国境を超えて作品の売買ができる
  • クリエイターとして認知を広げれる
  • メタバースの世界でも活用できる

それぞれ詳しく解説していきます。

世界にひとつだけのデジタル資産を所有できる

NFTアートは『改ざん』『コピー』などの不正はできないことから、『世界にひとつだけのデジタル資産』として所有できます。NFTアートは、代替不可能なデジタルデータとなるアートを、分散型のネットワーク上に取引の流れをすべて記録するブロックチェーン上で発行可能です。

例えば、ブロックチェーンの仕組みを活かしてネット上でデータの取引をした場合、複数のコンピュータネットワークすべてに取引の記録が保存されます。

NFTをわかりやすく図解

取引におけるすべての記録はネット上に残り、データには固有のIDや情報を持たせられるので、『改ざん』『コピー』などの不正はできません。

そのおかげで、唯一無二の固有データがネット上に記録され、NFTアートという『代替不可能な世界にひとつだけのデジタルアート』の売買が可能となったのです。

年齢問わず誰でもNFTアートの作成・販売ができる

年齢問わず、誰でもNFTアートが作れるというメリットもあります。

実際に、8歳の小学生が自由研究で作ったNFTアートが52万円相当で取引され、完売になった話は有名ですね。


年齢問わずNFTアートが作れて販売ができるというのは、NFTの世界ならではのメリットと言えるでしょう。

N子
NFTの売買に必要な仮想通貨が購入できる国内の取引所では、未成年の口座開設を許可していません。
なので、出品する際や購入する際には親に口座を作ってもらってから販売・購入をスタートしましょうね!

気軽にアート投資ができる

NFTアートであれば、気軽にアート投資ができるのもメリットの1つです。アート投資とは、美術品などのアート作品を投資対象として購入することを意味します。

NFTアートは2次流通をさせることも可能なので、購入したアートを転売して利益を生み出すことも可能です。また、人気になるであろうアーティストの作品を投資用として事前に買っておけば、将来的に高値で売れる可能性は十分にあります。

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2次流通されたNFTアートの売上は作成者にも一部還元される

NFTアートは2次流通が可能となっていますが、売上の一部は作品を作ったクリエイターにも一部還元される仕組みとなっています。NFTの購入ができるサイトによって異なりますが、ロイヤリティとして1〜10%の報酬を獲得できるのです。

そのため、『NFTアートの購入=NFTクリエイター・アーティストの応援』とも言えます。

国境を超えて作品の売買ができる

NFTアートを始めれば、国境を超えて作品の売買が可能です。例えば、世界的に有名なNFTマーケットプレイス『OpenSea』では、さまざまな国のアーティストが作ったNFTアートが販売されています。

NFTマーケットプレイス「OpenSea」

今まで見つけられなかったアーティストと巡り合える機会が増えるのは、アート好きな人からすると嬉しいのではないでしょうか。

Daoちゃん
今まで国内でストップしていたアート活動も、NFTアートを始めることで海外に向けた販促活動をスタートできるのも魅力の1つですね。

クリエイターとして認知を広げれる

NFTアートを始めた場合、クリエイターとして認知を広げれます。例えば、日本のトップNFTイラストレーターでもある『おにぎりまん』さんも、NFTに特化したことで認知を広げていきました。

アート・写真・映像・音楽・文章などもNFTとして販売できることから、認知を広げたいクリエイターは見逃す手はありません。一度認知されれば多くのコレクターから注目を集める可能性があるのも、NFTアートの魅力と言えるでしょう。

メタバースの世界でも活用できる

NFTアートは、メタバースの世界でも活用できます。例えば、「Oncyber」というサイトを使えば、購入したNFTを展示して、オリジナルの美術館を仮想空間内に作ることも可能です。

他にも、メタバースの中でゲームを作った場合、ゲーム内のテーマ曲としてNFT化された音楽を利用することも可能です。メタバースの世界はどんどん需要が伸びているので、NFTアートを始めておくだけで未来を先取りできますよ。

NFTアートを始めるデメリット3つ

NFTアートを始めるデメリット3つ

次にNFTアートを始めるデメリットをまとめると、以下の3つです。

  • 取引には手数料がかかる
  • 売買に必要な仮想通貨は常に価格変動している
  • 法整備が整っていない

それぞれ詳しくみていきましょう。

取引には手数料がかかる

NFTアートを売買する際には、『ガス代』と呼ばれる手数料がかかるのは大きなデメリットになります。ガス代とは、ブロックチェーンの一種であるイーサリアムチェーンを利用した際に発生する手数料です。

以下に当てはまる場合はガス代が発生してしまい、仮想通貨の価格が高騰することで高くなり、費用は約3,000円〜15,000円と高額となっています。

  • イーサリアムを送ったり受け取ったりする時
  • NFTの売買を行う時
  • NFTを送ったり受け取ったりする時
  • NFTを発行する時

ただし、世界的にも有名なマーケットでもあるOpenSeaであれば、ガス代はかかりません。

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売買に必要な仮想通貨は常に価格変動している

NFTアートの売買に必要な仮想通貨は、常に価格変動を起こしています。

例えば、NFTの売買でよく使われる通貨「イーサリアム(ETH)」の価格チャートを見てみましょう。

「イーサリアム(ETH)」の価格チャート出典:CoinMarketCap

上記は2022年2月23日〜3月23日までのチャートですが、下落したり高騰したりと価格変動が起きているのがわかるかと思います。高騰している時は問題ありませんが、下落した場合は逆に損をしてしまうリスクが出てきてしまうのです。

投資目的でNFTアートを購入したとしても、価格が上がることもあれば、下がる可能性も十分にあるのです。そのため、投資目的でNFTアートを購入するなら、常に市場の動きを見続けるようにしましょう。

法整備が整っていない

NFT業界は、残念ながらまだ法整備が整っていません。近年できたばかりの市場ということもあって、違法行為に値する基準値が明確になっていないのです。

そのせいもあって、詐欺をする人や個人情報を抜こうとする人も少なからずいます。そのため、後ほど紹介するウィレットなどを使って、仮想通貨の管理や所有するNFTの保管・管理を徹底しておくことが大切です。

メリット・デメリットからわかるNFTアートを始めるべき人

メリット・デメリットからわかるNFTアートを始めるべき人

この章では、ここまで紹介してきたNFTアートを始めるメリット・デメリットからわかった「NFTアートを始めるべき人」を紹介していきます。

結論、以下に該当する場合は、NFTアートを始めてみることをおすすめします。

・クリエイターとしてデジタルアートを作っている人
・クリエイターとして認知度を上げていきたい人
・才能あるクリエイターを応援したい人
・将来的に価値が出る作品に投資をしたい人
・まだ出会っていない将来性のあるアーティストに出会いたい人

上記に当てはまる場合は、NFTの世界に入れば存分に楽しめるはずです。

F子
ぜひこの機会に、NFTを始めてみてはいかがでしょうか!

【初心者向け】NFTの始め方を完全ガイド!事前準備・出品・購入するまでの流れ

まとめ

NFTアートのメリット・デメリットまとめ

NFTアートのメリット・デメリットについて解説しつつ、NFTアートを始めるべき人や始め方について具体的に解説していきました。

改めてまとめると、メリット・デメリットは以下の通りです。

【NFTアートのメリット】

  • 世界にひとつだけのデジタル資産を所有できる
  • 年齢問わず誰でもNFTアートを作れる
  • 気軽にアート投資ができる
  • 2次流通されたNFTアートの売上は作成者にも一部還元される
  • 国境を超えて作品の売買ができる
  • クリエイターとして認知を高められる
  • メタバースの世界でも活用できる

【NFTアートを始めるデメリット】

  • 取引には手数料がかかる
  • 売買に必要な仮想通貨は常に価格変動している
  • 法整備ができていない

メリット・デメリットからわかるNFTを始めるのがおすすめな人をまとめると、以下の通りです。

・クリエイターとしてデジタルアートを作っている人
・クリエイターとして認知度を上げていきたい人
・才能あるクリエイターを応援したい人
・将来的に価値が出る作品に投資をしたい人
・まだ出会っていない将来性のあるアーティストに出会いたい人

上記に当てはまるのであれば、ぜひNFTを始めることを検討してみてください。

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