「NFTの受け取り方は?」「NFTを受け取れるGiveaway(エアドロップ)とは?」などと疑問に思っていませんか?
Twitterなどで「NFTを差し上げます」「Giveawayします」などの言葉をよく見るけど、受け取り方がわからないという方も多いかと思います。
「Giveaway」とはNFTを無料でプレゼントする、という意味です。
ウォレットアドレスを取引相手に伝えればNFTを簡単に受け取れますが、闇雲に受け取るのは危険なので注意しましょう。
本記事では、実際にNFTを無料で獲得してきた私が、Giveawayの意味やNFTの受け取り方を解説していきます。
闇雲にNFTを受け取ってはいけない理由もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
無料でNFTが受け取れる!Giveway(エアドロップ)とは?
「Giveaway(エアドロップ)」とは、いわばNFTの無料プレゼントになります。
NFTを無料配布する理由は、NFTアーティストが「知名度を上げるため」、または「転売でのロイヤリティを得るため」です。
Twitterなどで「#giveaway」や「#NFTGiveaway」などのハッシュタグをつけて検索すれば、世界中のNFTアーティストが企画を開催しています。
例えば、以下のようなイメージです。
NEO TOKYO PUNKS × Big Hat Monkeys @BigHatMonkeys のコラボ音楽NFTを抽選で1名にプレゼントします🎁
floor price:0.1ETH
【参加方法】
✅Follow @lmvle @fukusta343✅❤️ & RT
ends in 48hours
〆4/8あたれら抽選 当選者はリプ欄にて発表#NFT #NFTGiveaway #NeoTokyoPunks pic.twitter.com/fgR123jhdx
— あさぎ (@lmvle) April 4, 2022
Giveawayの参加条件は、主に以下の通り。
- Twitterのフォロー
- いいね&ツイートのリツイート
- ウォレットアドレスを伝える
条件を満たすだけで、NFTを無料で受け取れるチャンスがあります。
受け取ったNFTによっては転売を許可している場合もあるので、お金を稼ぐことも可能です。
次の章では、そんなGiveawayに参加した場合を想定した、NFTの受け取り方を見ていきましょう。
NFTの受け取り方
NFTを取引相手から受け取りたい場合、以下の流れで手続きを進めていきましょう。
それぞれ画像付きで、わかりやすく解説していきます。
ウォレットの作成・準備
まずは、NFTの受け取りをするためのウォレットの作成・準備を進めていきましょう。
今回は、NFTの取引で最も利用されている「MetaMask」にて解説をしていきます。
出典:MetaMask
MetaMaskはNFT関連の通貨を保管するのに適したウォレットで、ほとんどのマーケットで取り扱い可能です。
パソコンとスマホを連動させながらの利用でき、初心者でも扱いやすいという特徴があります。
そのため、事前にMetaMaskの登録をしておき、ウォレットアドレスを取得できる状態にしておきましょう。

OpenSeaにてアカウント登録を行う
次に、OpenSeaにてアカウント登録を行なっていきましょう。
NFTのGiveawayをしているアーティストのほとんどは、OpenSeaを利用しています。
OpenSeaを開いたら、右上のアカウントボタンから「Profile」を選択します。
次に、仮想通貨ウォレットの選択へと移ります。(今回はMetaMaskを選択)
「MetaMask」を選択したら、以下の画面が別ウィンドウで表示されるので、アカウントが正しければ「次へ」をクリックしましょう。
次に「接続」をクリックしましょう。
接続が完了すると、アカウント登録が完了します。
アカウント登録が完了したら、「Settings」ボタンをクリックしましょう。
すると署名を求められるので、「署名」をクリックします。
すると、以下のプロフィール設定画面が出てきますので、必要に応じて設定をしておきましょう。
【入力・設定内容】
- Profile image・・・プロフィール画像
- Profile Banner・・・バナー画像
- Username・・・名前
- Bio・・・自分の想いや理念
- Email Address・・・メールアドレス
- Social Connections・・・SNSとの連携
ウォレットアドレスを取引相手に伝える
次に、ウォレットアドレスを取引相手に伝えましょう。
OpenSeaを開き、アカウント名の下にあるアドレスをタップすれば簡単にコピーできます。(メタマスクを開いても、同様にコピー可能です。)
ウォレットアドレスのコピーが完了したら、TwitterのDMなどで取引先に直接アドレスを伝えれば、受け取りの準備が完了です。
あとは、取引相手がNFTを送付してくれるのを待ちましょう。
OpenSeaにて受け取ったNFTの確認を行う
最後に、NFTの受け取りが完了したかをOpenSeaにて確認していきましょう。
OpenSeaを開き、「Profile」を開きます。
次に「Hidden」をクリックし、NFTの受け取りが完了しているかを確認しましょう。
確認ができたら、最後に「Unhide」をクリックすれば、自身のコレクション(Collected)に追加されます。
以上で、NFTの受け取りが完了です。
NFTを受け取る際の注意点
Twitterなどで開催されているGiveaway企画に参加すれば、NFTを無料で受け取れます。
NFTは転売もできるので、「受け取り数をどんどん増やしてお金を稼ぐぞ!」と考えている人が多いのも事実です。

もし無料でNFTを受け取る際には、以下の点に注意しなくてはいけません。
それぞれ詳しく解説していきます。
差出人不明のNFTにて手を出すとハッキングされる恐れがある
NFTの受け取りを増やしていくと、差出人不明のNFTが送付されている場合がありますが、決して手を出してはいけません。
なぜなら、NFTを通してウォレットにハッキングをされる恐れがあるからです。
実際に、 Twitter上でも「身に覚えのないNFTは絶対に手を出してはいけない」という注意喚起が目立っていました。
【詐欺注意報】
以前もツイートしましたが意外に知らない人が多いようなので再ツイートします。
OpenSeaで自分のプロフィール画面にHiddenタブがありますが、身に覚えのないNFTは絶対にUnhideしてはいけません。コントラクトに罠があってUnhideするとウォレットをやられます。— j-Niki | NFTクリエイター/イラストレーター (@jNiki_JP) January 14, 2022
一度Unhideすると、ウォレットがハッキングされ資金が抜かれる可能性もあります。
そのため、決して触らないようにしましょう。
身に覚えのないNFTを削除したい場合は、「【NFT】OpenSea、hiddenに届いたスパムNFTの安全な削除方法について」がわかりやすかったので、参考にしてみてください。
触らなければハッキングの心配はありませんが、削除しておいた方が誤って「Unhide」しなくなりますよ。
無闇にウォレットアドレスをSNS上に貼り付けない
無闇にウォレットアドレスをSNS上に貼り付けるのはやめましょう。
SNS上でウォレットアドレスを貼り付ける人も多いですが、先述したようにハッキング用のNFTを送付される可能性が高くなります。
さらに、ウォレットの中身はDeBankなどで誰にでも見れるので、初心者こそ気をつけなくてはいけません。
そのため、DMなどにてウォレットアドレスを送るなどの対策を取りましょう。
受け取ったNFTを勝手に転売してはいけない
受け取ったNFTですが、勝手に転売しないようにしましょう。
なぜなら、NFTアーティストの中には転売を好まない人も多いからです。
例えば、以下のNFTアーティストは「転売を禁止」としっかりと明言していますね。
🎁コモン靴を2名様に🎁
応募方法
✅RT&いいね
✅フォロー4/3(日)23:59締切
転売目的への使用は禁止です‼️
当選者はDMでお知らせします。#NFT #STEPN#giveaway #NFTGiveaways pic.twitter.com/J8pboLe0W0— a_crown (@CrownAnimals) April 2, 2022
もちろん中には、「転売OK」としているアーティストもいますが、全員が同じとは限りません。
そのため、もし転売目的でNFTを受け取るのであれば、取引相手に確認を取ってから転売をするようにしましょう。
まとめ
Giveawayの意味やNFTの受け取り方、闇雲にNFTを受け取ってはいけない理由をまとめていきました。
Twitterなどで開かれているGiveaway企画に参加すれば、無料でNFTを獲得できます。
ただし、受け取る際には以下の点に注意しましょう。
- 差出人不明のNFTには手を出さない
- 無闇にウォレットアドレスをSNS上に貼り付けない
- 受け取ったNFTを勝手に転売してはいけない
もし受け取ったNFTが転売OKなのであれば、そのままOpenSeaで転売を進めるのも1つの手段ですね。
本記事を参考に、安全にNFTの受け取りができることを祈っています。