「NFTで稼ぐ方法は?」「NFTで稼ぐコツは?」などと気になっていませんか?
NFTでお金を稼いでみたいけど、どんな稼ぎ方があるか気になる人も多いかと思います。
結論を先に言うと、NFTは以下の4つの方法で稼ぐことが可能です。
- 創作・販売
- 投資
- 転売
- ゲーム
それぞれ稼ぎ方が異なるので、自分に合ったやり方を選ぶのがおすすめです。
そこで本記事では、実際にNFTの売買を行なっている私が、NFTで稼ぐ方法をわかりやすく解説していきます。
NFTで稼ぐためのコツやNFTの始め方もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
※NFTの基本的な知識や始めるまでの手順は、別記事『【初心者向け】NFTの始め方を完全ガイド!事前準備・出品・購入するまでの流れ』で詳しく解説しています。
先に読んでおけば、本記事の内容がさらに理解できるはずですよ。
NFTの稼ぎ方①創作・販売
次の稼ぎ方は、NFTを作って販売する方法です。
自身でNFTを作り、NFTマーケットプレイス(NFTの売買が行われている場所)を活用して販売をしていきます。
また、販売した作品が2次流通されると、NFTを作ったクリエイターにロイヤリティが支払われる仕組みも魅力の1つです。
マーケットによって特徴がそれぞれ異なるので、手がけるNFTに合わせてマーケットを変えていくことが稼ぐコツになります。
方法①イラスト・画像のNFTアートを作って販売する
イラスト・画像のNFTアートを作って販売する場合、以下の流れで進めていきます。
- 作りたい作品のイメージを決める
- イラスト・画像編集アプリを使って作品を作成する
- 専用のNFTマーケットプレイスにて販売をする
専用のアプリを使えば、イラスト・画像のNFTアートは簡単に作れます。
アプリを選ぶ際には、パソコンだけでなくスマホやタブレットで絵が描けたり、加工機能が豊富なものを選ぶのがおすすめです。
方法②NFT化した写真を作って販売する
イラスト・画像のNFTアートを作って販売する場合、まずは写真の準備をします。
カメラなどで撮影していき、撮った写真を『Photoshop』などの加工アプリで見栄えをきれいにしておくことが大切です。
加工が終了したら、以下の画像フォーマットで保存をします。
- JPG
- PNG
- GIF
- SVG
選ぶNFTマーケットプレイスによって、販売できる写真のフォーマットは異なるので注意が必要です。
方法③NFT化した音楽を作って販売する
音楽のNFTアートをアプリで作る場合、以下の流れで作っていきましょう。
- 歌詞またはメロディを考える
- 音楽アプリ・ツールを使って曲を作成する
- 販売用のジャケットを用意する
- 専用のNFTマーケットプレイスにて販売をする
音楽制作会社に依頼して作る方法もありますが、自分で作った方が経験にもなるのでおすすめです。
NFTの稼ぎ方②投資
NFTで稼ぐ方法の1つとして、『投資』があります。
NFTにおける投資とは、将来的に価値が高まるであろうNFT作品に金銭を投入し、利益が出るのを待つ稼ぎ方です。
この章では、そんなNFT投資で稼ぐ方法を具体的に解説していきます。
後ほど紹介しますが、『投資』と『転売』は意味合いが異なるので注意しましょう。
- 投資・・・将来的に価値が高まる可能性のある事業や物に金銭を投入すること(将来的にお金を稼げる)
- 転売・・・買ったものを高値で売る(すぐにお金を稼げる)
方法①NFTアートに投資をする
最も有名なのが、NFTアートに投資をする方法です。
NFT化されたデジタルアートや写真、音楽などを購入し、将来的に利益が出るのを待つ稼ぎ方です。
例えば、NFT投資家としても活動をしているイケハヤさんは、「Crypto Punks」や「Sandbox LAND」などに投資をしています。
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NFTへの投資スタンスを語ります。
まず現在のポートフォリオはこの5つです。・CryptoPunks
・BAYC
・CloneX
・Sandbox LAND
・PancakeSwap Gen0昨年9月から本格的に投資を始め、現在のトータルリターンはプラスです。
— 🍺 ikehaya-nft.eth | #CNP Pre-sale May 15 (@IHayato) March 20, 2022
それぞれ数万円程度で購入できた作品ですが、今では数千万円の価値で取引されています。
将来的に注目が集まるであろうNFTを購入することが、NFT投資を成功させるコツです。
方法②NFT関連銘柄に投資する
NFT関連銘柄に投資をし、お金を稼ぐ方法もあります。
NFT関連銘柄とは、NFTの取引などで用いられるブロックチェーン上で利用される暗号資産(仮想通貨)です。
関連銘柄でおすすめの通貨をまとめると、以下の通りです。
- ETH(イーサリアム)・・・NFTの取引で最も利用される通貨
- ENJ(エンジンコイン)・・・NFTゲーム市場の中で最も注目されている通貨
- XTZ(テゾス)・・・分散側アプリケーションの開発や利用に使われている通貨
- SAND(サンドボックス)・・・「The Sandbox」内で利用できる通貨
- MANA(マナ)・・・「Decentraland」というVRプラットフォームで利用できる通貨
関連するサービスが普及して利用者が増えれば、通貨の需要が高まり稼げる、という仕組みです。
「関連サービスが将来的に普及しそうか?」「似たような競合はいないか?」などを調べて、仮想通貨取引所にて通貨を購入するのが稼ぐまでの流れになります。
NFTの稼ぎ方③転売
最後に、NFTを転売してお金を稼ぐ方法があります。
利益を出す方法は、「NFTを安く買って元値より高値で販売する」というシンプルなものです。
例えば、もともと元値が0.1ETHのNFTアートを買った後に、1ETHで販売したとしましょう。(※『ETH』とは、NFTの売買で最も利用されている仮想通貨『イーサリアム』の略称です。)
その後、1ETHにて販売ができたら、0.9ETH分が得られる利益となります。
買った後にすぐ出品する流れになるので、即金性のある稼ぎ方でもありますね。
NFTの稼ぎ方③ゲーム
次の稼ぎ方は、NFTゲームで稼ぐ方法です。
ゲームによって稼ぎ方は異なり、以下の方法いずれかを選ぶことでお金を得ることができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法①NFTゲームをプレイして仮想通貨を得る
NFTゲームをプレイしていけば、報酬として仮想通貨が手に入ります。
稼いだ仮想通貨を日本円に変えることで、お金を稼ぐことが可能です。
他にも、e-Sportsのようにゲーム内では大会が開かれ、優勝することで多額の報酬を得るプレイヤーも少なくありません。
継続的にゲームをプレイすることでレベルも上がるので、よりお金が稼ぎやすくなります。
方法②NFTゲーム内のアイテムやキャラクターを出品する
NFTゲーム内のアイテムやキャラクターのレベルを上げた後、出品をしてお金を稼ぎます。
NFTゲーム内のデータは資産として残せるので、プレイヤー同士での取引も可能です。

レア度が高いキャラクターやアイテムほど高く売れるので、ゲームをやりこんでいる人ほど稼ぐチャンスが眠っています。
方法③NFTゲーム内のアイテムやキャラクターを転売する
NFTゲーム内で利用できるアイテムやキャラクターを転売し、お金を稼ぐ方法があります。
今後伸びそうなアイテムを事前に購入しておき、高く売ることで利益を生み出すことが可能です。
ただし、既存の作品を変更して販売する行為は著作権侵害に当てはまるので、販売する際には注意しましょう。
方法④NFTゲーム内のアイテムやキャラクターをレンタルする
NFTゲーム内のアイテムやキャラクターなどは、レンタルをすることも可能です。

出典:CryptoSpells
クリプトスペルズでは、レベルの高いカードを1週間だけ貸し出し、レンタル料として仮想通貨を受け取ります。
出典:CryptoSpells
「レアなアイテムをゲーム内で利用したい」という需要は一定数あるので、レベルを上げていく段階で取り組んでみると良いでしょう。
方法⑤NFTゲーム内の土地を購入して不動産収入を得る
NFTゲームの中には、仮想空間上の土地を購入できるゲームがあります。
現実世界と同じように、土地を所有して不動産収入を得てお金を稼ぐことも可能です。
出典:The Sandbox
NFTゲーム「The Sandbox」では土地(LAND)を購入でき、売ったり貸したりができます。
土地の価格はNFTの需要と供給によって日々変動するので、NFTが注目されている時こそ買い時です。
【厳選】初心者におすすめの稼げるNFTゲーム5選
この章では、初心者におすすめの稼げるNFTゲームを5つ紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
CryptoSpells
出典:CryptoSpells
正式名称 | CryptoSpells |
ジャンル | トレーディングカードゲーム |
使用仮想通貨 | ETH/SPL/MCH |
日本語対応 | 日本語対応済み |
価格 | 基本プレイ無料(※NFTカードが有料) |
特徴 |
|
稼ぎ方 |
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公式HP | https://cryptospells.jp/ |
CryptoSpellsは、日本最大級のNFTゲームとして有名です。
ゲームをプレイすればするほどカードを増やせれるだけでなく、ゲーム上で得たレアカードはマーケットにて売買もできます。
さらに、基本プレイは無料となっているので、NFTゲームをやったことがない初心者にもおすすめです。
関連記事:【無課金あり】クリプトスペルズ(Crypto Spells)で稼ぐ方法を解説
The Sandbox
出典:The Sandbox
正式名称 | The Sandbox |
ジャンル | シュミレーションゲーム |
使用仮想通貨 | SAND |
日本語対応 | 日本語対応済み |
価格 | 基本プレイ無料(※土地やアイテムが有料) |
特徴 |
|
稼ぎ方 |
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公式HP | https://www.sandbox.game/jp/ |
The Sandboxは、仮想空間「メタバース」内にて遊ぶゲームです。
日本でも有名な『マインクラフト』と似ており、自分オリジナルの建物を建てたりゲームを作成できます。
また、ゲーム内で使えるアイテムはNFT化でき、マーケットプレイスにて出品することも可能です。
Sorare
出典:Sorare
正式名称 | Sorare |
ジャンル | トレーディングカードゲーム |
使用仮想通貨 | ETH |
日本語対応 | なし |
価格 | 基本プレイ無料(※NFTカードが有料) |
特徴 |
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稼ぎ方 |
|
公式HP | https://sorare.com/ |
Sorareは、フランス発祥のNFTサッカーゲームです。
各国のクラブチームに実在する選手を5名選び、チームを作成してスコアの高さを競っていきます。
実際の試合で選手が活躍すれば、連動してスコアも伸びるので、サッカー好きにおすすめのNFTゲームですね。
Axie Infinity
正式名称 | Axie Infinity |
ジャンル | 育成型対戦ゲーム |
使用仮想通貨 | ETH/SLP/AXS |
日本語対応 | 日本語対応なし |
価格 | 初期投資が必要 |
特徴 |
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稼ぎ方 |
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公式HP | https://axieinfinity.com/ |
Axie Infinityは、ベトナムで生まれたNFTゲームです。
モンスターを育成していき、ランキングなどで上位を狙えば、高い報酬が期待できます。

さらに、ゲームをプレイするだけでゲーム内通貨が最低50〜75SLP稼げるので、NFTゲーム初心者にもおすすめですよ。
My Crypto Heroes
正式名称 | My Crypto Heroes |
ジャンル | MMORPG |
使用仮想通貨 | MCH Coin(MCHC) |
日本語対応 | 日本語対応済み |
価格 | 基本プレイ無料 |
特徴 |
|
稼ぎ方 | ゲーム内のアイテムを売買する |
公式HP | https://www.mycryptoheroes.net/ja |
My Crypto Heroesは、歴史上の偉人をヒーローとし、武器を装備させて対戦するMMORPGです。
クエストのクリアや公式大会での優勝、アート作品の販売などでゲーム内通貨が手に入ります。
基本的に無料で遊べる国内でリリースされたゲームとして、注目度も高いですね。
NFTで稼ぐ3つのコツ
NFTで稼ぐコツは、主に以下の3つです。
- 売れやすいNFTの特徴を把握する
- 継続してNFTに取り組む
- 常に最新の情報を収集する
それぞれ詳しく解説していきます。
売れやすいNFTの特徴を把握する
NFTの販売や転売で稼ぎたいのであれば、売れやすいNFTの特徴を把握しておきましょう。
実際に売れているNFTを徹底的に解析したところ、以下の特徴があることが判明しました。
- 希少性がある
- 出品者の知名度が高い
- コレクション性がある
- コンセプトが作り込まれている
- イーサリアム(ETH)で出品をしている
- マーケティングを意識している
上記を意識しているNFTは、売れやすく稼ぎやすいです。
売れやすいNFTには特徴があるので、まずは売れるものを知ってからNFTの売買をスタートしていきましょう。
関連記事:【NFTで売れるもの一覧】売れやすいNFTの特徴と販売方法を徹底解説
継続してNFTに取り組む
継続しなくては、NFTで稼ぐことはできないので注意しましょう。
例えば、NFTゲームは1度プレイするだけではレベルが上がらず、稼ぐための仕組みは作れません。
「継続は力なり」とよく言いますが、続けることが何より大切です。
継続して経験や実績を積むことで、稼ぐための仕組みが作れます。
常に最新の情報を収集する
SNSやYouTube、Discordなどで情報を収集して、どの方法が今一番稼ぎやすいのか、常に調べる癖をつけておきましょう。

出典:ディスボード
NFTに関する情報をコミュニティ内でシェアしてくれています。
NFTで稼ぐためには情報収集が必須なので、日々最新情報を取り入れるクセをつけるようにしましょう。
NFTの始め方
NFTを始めるためには、以下の事前準備を済ませておかなくてはいけません。
詳しく見ていきましょう。
仮想通貨取引所への登録・口座開設
まずは、仮想通貨取引所への登録をし、口座の開設をしていきましょう。
仮想通貨取引所とは、いわばNFTの売買に必要な仮想通貨を購入する取引所を意味します。
日本円を仮想通貨に変えなくてはいけないので、かならず登録を済ませておきましょう。
ちなみに、おすすめの仮想通貨取引所を紹介すると、以下の通りです。
<表は横にスクロールできます>
仮想通貨取引所名 | 特徴 | おすすめな人 | 公式サイト |
コインチェック![]() |
|
| 公式サイト |
DMM Bitcoin![]() |
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| 公式サイト |
GMOコイン![]() |
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| 公式サイト |
bitbank![]() |
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| 公式サイト |
bitFlyer![]() |
|
| 公式サイト |

『コインチェック』は取引手数料が無料なだけでなく、最低取引単位(ETH)が500円相当となっているので、気軽に通貨を購入することが可能です。
10分程度で”無料”口座開設ができるので、忘れないうちに登録を済ませておきましょう。
NFTの出品・購入に必要な暗号資産を購入
次に、NFTの出品や購入に必要な暗号資産(仮想通貨)を購入する必要があります。
まずは、NFT関連の売買で最も利用される『イーサリアム(ETH)』を購入しましょう。
イーサリアムには、契約に付随する取引の記録や履歴をすべて残せるという特徴があります。
NFTの売買において必須の通貨なので、まずは「ETH」と書かれた通貨を選択し、各仮想通貨取引所にて購入を進めていきましょう。

NFTを購入・出品する際には、手数料がかかります。
そのため、まずは10,000円ぐらいを入金してからイーサリアムを購入しておくと、売買がスムーズですよ。
仮想通貨ウォレットに登録をする
次に、仮想通貨を保管するためのウォレットに登録を済ませていきましょう。
NFTマーケットプレイスで商品の売買をしていくためには、資金を管理・保管するためのウォレットが必要不可欠です。
財布がないとお買い物ができないように、ウォレットを用意しておかなくては取引自体ができないので、かならず登録を済ませておきましょう。
ちなみに、最も代表的なウォレットとして『MetaMask』があります。
出典:MetaMask
MetaMaskはNFT関連の通貨を保管するのに適したウォレットで、ほとんどのマーケットで取り扱い可能です。
セキュリティ面もしっかりしており、パソコンとスマホを連動させながらの利用もできます。
そのため、事前にMetaMaskの登録をしておき、仮想通貨が送金できる状態にしておきましょう。

仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金する
次に、仮想通貨ウォレットに暗号資産(仮想通貨)を送金しておきましょう。
送金しておくことで、いつでもNFTを購入できる状態になります。
ちなみに暗号資産の送金は、仮想通貨取引所にて行うのが一般的です。
送金する先の宛先(アドレス)を記載し、先述したMetaMask(メタマスク)に送金をすれば、NFTの販売・購入ができるようになります。

NFTマーケットプレイスに登録
最後に、NFTマーケットプレイスに登録(会員登録とウォレットの登録)をしていきましょう。
NFTマーケットプレイスとは、いわば『NFT関連の商品を販売している場所(お店)』です。
会員登録とウォレットの登録を済ませておかなくてはNFTの出品・購入ができないので、必ず済ませておく必要があります
ちなみに、日本と海外のおすすめNFTマーケットプレイスを紹介すると、以下の通り。
【日本にあるNFTマーケットプレイス】
【海外にあるNFTマーケットプレイス】

もし迷った際には、OpenSeaを選ぶようにしましょう。
まとめ
NFTで稼ぐ方法とコツ、始め方についてまとめていきました。
改めてまとめると、NFTで稼ぐ方法は以下の4つになります。
- 創作・販売
- 投資
- 転売
- ゲーム
また、NFTで稼ぐコツは以下の通りです。
- 売れやすいNFTの特徴を把握する
- 継続してNFTに取り組む
- 常に最新の情報を収集する
NFTの需要は伸び続けており、今後も利用者が増えていくことが予想されます。
始めるのが早い人ほど先行者利益を得やすいので、この機会にNFTを始めてみてはいかがでしょうか。
本記事を参考に、NFTで稼ぐ方法が理解でき、NFTの世界に興味を持ってくれることを祈っています。